こぶほぐしの観点から、結論を申し上げれば「絶対に不可」です。
理由は、縮毛矯正の薬液は髪の毛を溶かすだけではなく、毛根から地肌吸収で”毒”が全身を駆け巡るので内蔵、特に腎臓に負担がかかるからです。
むろん、薬事法の数値はクリア出来ているし、施術時に髪の毛根元1~2cm空けて薬液を塗布するので大丈夫という”建前”になってますが、実際には違います。
薬液が、髪の毛の繊維質をたどって毛根から静脈に流れ込み、全身を駆け巡り、最終的には肝臓で解毒、腎臓で濾過してオシッコで体外に捨てられる仕組みですが、その時に、内臓にとても負担がかかるのです(施術中に貧血に陥る方もまれにおられます)。
また、成人して20代位までは体の細胞が元気なので、まだ自己処理が出来ますが、30代から~徐々に処理しきれなくなって、「こぶ」として体内に滞留するようになってきます。
そうなると、おしゃれ・髪の毛の問題ではなく体の失調として顕在化してきます。
大人ならまだしも、7歳の細胞がまだ柔らかく成長期に使うのは絶対避けるべきです。
もともと、くせ毛は「こぶ体質」に分類され、才能は優れていても体質がとても繊細でデリケートなので、例え少量の化学・薬にでも出会うだけで細胞が萎縮・悲鳴を上げてしまうからです。
(by: こぶほぐし実践理論 since1988)