「・・・・・軟弱な自分に嫌気が差してブルースリーのような筋肉質の体に憧れて、
ジムに通い、毎朝ランニングをし鍛えに鍛え上げました。
確かに見た目は絞れて筋肉もついたのですが、体全体が固まったような気分で、
そうこうしているうちに腰痛で動きに支障が出るようになってきてしまいました。
正しいことをしているつもりでしたが、何がいけなかったのでしょうか?」
(30代男性/横浜)
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(お答えさせて頂きます)
それは、明らかに体質の差が関係していると思います。
そのやり方は、「ストレスフリー体質」の方には正解なトレーニング方法だったと
思いますが、「緊張・萎縮=クセ薄毛=こぶ体質」のあなたにとっては、
逆に体に負担になってしまっていたのだと思います。
「こぶ体質」も、もちろん筋トレは必要ですが、それ以上にその前後に
ストレッチが欠かせません。
それを怠ると、加圧した時に発生する乳酸・尿酸が筋肉内に留まってこぶ化し、
筋肉や腱の弾力を奪ってしまうからです。
じっくり、ゆっくり呼吸をつけて時間をかけてストレッチをして、それらを
吸収・廃棄してくれる静脈の循環の輪に載せてあげなければなりません
(この時にチャッ!チャッ!と早い動きでは効果はありません)。
必要な箇所にイメージを載せながらジワ~ッと伸ばすのがコツです。
また、この方の場合の腰痛ですが、腰椎が常に寝ている状態で背骨が
固まってしまっているので、腰椎と背骨の付け根部分のストレッチがとても
重要になってきます。
オプションほぐしで、背中や腰周りの腱の引きつりを緩和させつつ、
ご自宅ではバランスボールなどを利用しながら少しづつ腰椎を立てていけば
大丈夫です。
(こぶほぐし実践理論Since1988)